絵画教室の生徒さんに教えていただいた展覧会、
「ねこ・猫・ネコ」展(松濤美術館)に行ってきました。
公の絵の展示会としては目新しい企画と思います。
実際の展示は、竹内栖鳳の「斑猫」がないなど、
猫絵の傑作揃いにするには、もう少し作品集めに
手(金?)をかけてほしかった感じがしました。
(資本がない中で頑張っているほうかもしれません)
ただ、図録などの売り場で、猫絵関係の書物が
揃えられていて、その中に「作家の猫」という本が
あり、ペラペラと覗き見して購入しました。
この本がこの企画の元ネタだな、と感じたからです。
AMAZONの購入者レビューからもわかるように
猫を愛した作家たちの微笑ましい写真などが
豊富で猫好きにとってとてもお薦めの本と、思います。
特に大仏次郎(おさらぎじろう)が、
8匹以上の飼い猫に餌をあげつつ眺める姿が壮観で、
横浜元町にあるという大仏次郎記念館を今度
訪れてみようと思いました。 |